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【第3回】XPERIA Z2 tabletと比較したZ4 tabletのディスプレイの進化 [XPERIA Z4 tablet]

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前回は、XPERIA Z4 tablet

構造設計の進化について触れさせていただきましたが、

今回の記事はZ4 tabletの2K対応ディスプレイについて

気になるかたも多いと思われる為、その進化について書いていきます。

(Z4 tablet ディスプレイ担当によるプレゼン風景)
P7310294.jpg 

 

Z4 tabletのディスプレイは

「鮮やかさ」「美しさ」「使いやすさ」を追求しています。

因みに、ここで言う「使いやすさ」とはタッチパネルのことです。

(クリックすると拡大します)
P7310295.jpg

 

画面は、より美しく、より高精細に 

もう既にご存知の方もいるかもしれませんが、

XPERIA Z4 tablet

SONYの液晶テレビのBRAVIAの技術を結集した高解像度ディスプレイです。

TRILUMINOS(トリルミナス)ディスプレイと、

X-realityこの2つのBRAVIAの技術を採用することで

BRAVIA同等の画質で高精細かつ明るく鮮やかな色合いを実現している。 

しかもZ4 tabletはZ2 tabletと比べると、解像度を大幅に上げています。 

(クリックすると拡大します)
P7310296.jpg 

 

 

triluminos.jpg  

X-reality.jpg  

BRAVIA
(画像:Asciiより)

このZ4 tabletのディスプレイは2560×1600の解像度を採用していますが、

解像度を上げたいことは勿論のこと、この解像度の数字に拘ったわけではなく、

300ppiを目指したという。 

 

(クリックすると拡大します)
P7310297.jpg

ここで300ppiとはどういうことかというと、

現在のZ4のスマートフォンの解像度が大体300ちょいということです。

今までのZ2 tabletのタブレットではスマートフォンと比べると

簡単に言ってしまうと、

スマートフォンをそのまま大きくしただけのようなものであり、

ディスプレイのドットはスマートフォンとくらべると

ディスプレイのドットはどうしても粗く見えてしまっていた。

しかし、300ppiにしたことでスマートフォンのディスプレイと

同等のキメ細かさを実現した。 

 

ディスプレイは、以前に増してきめ細かくなっただけではない。

高輝度についてもZ2 tabletと比較して40%も向上したのだ。 

(クリックすると拡大します)
P7310298.jpg

40%がどれくらいかというと、

上記の円柱棒グラフで言うと右から2番目の緑の線となり、

一番右のパープルの線はZ4 tabletとなる。因みに赤い線はリンゴとなります。

ということで、他社の最新タブレットと比較しても、

最も明るいディスプレイに仕上げられているのです。

ミーティングで開発者も自信を持って言っていたが、

Z4 tabletの画質に関してはナンバーワンだと自負しているとのことだ。 

 

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また照度センサーにおいては、今回一工夫が施されている。

照度センサーについては、他社の製品においても広く採用されていますが、 

太陽光下でもバックライトを明るくすれば

画像が見えやすくなるこの技術ですが、

それだけだと、もともと明るい箇所は明るくなりますが、

暗いところは暗いままだった。

では、具体的手にどのような工夫が施されたかと言うと 

Z4 tabletでは暗い箇所もコントラストを上げ、見やすくなっている。

(クリックすると拡大します)
P7310299.jpg

 

 

スタミナパワーの実現の裏の努力 

次にZ4 tabletのスタミナテクノロジーについてみてみましょう。

今回いかにして電力を下げたのだろう。

下のプレゼン画像にあるように、

通常スマートフォンのディスプレイ電力を占める割合はだいたい40%となり、

タブレットに関しては65%が占めている。 

(クリックすると拡大します)
P7310300.jpg

つまり、スタミナに関してはディスプレイに関しては電力をいかに下げるかが

大きなキーとなった。

主にディスプレイはバックライトと ディスプレイ駆動IC、

そしてCPUこの3つで電力の全てを占めている。

(クリックすると拡大します)
P7310301.jpg

今回ではどうしたかというと、ICの数を削減した。 前回のZ2 tabletでは

7個のICでフルHDの液晶を駆動していました。

Z4 tabletでは大幅に削減し、ICは2つだけだ。

基盤には設置せず液晶の上に載せている。

IC2つだけでIC機能も変わらず、尚且つ解像度も向上させ、

電力は40%削減達成している。

 

更に、ICにはメモリも内蔵させた。

ICにメモリを内蔵をすることでどんなメリットがあるかというと、

ディスプレイは通常、写真を表示するときも、

液晶の内部では同じ写真をずっと表示させていても、

同じものを何回も何回も書き換えていた。

しかし、ICにメモリを内蔵させることで同じ写真であれば何回も書き換えせずに

書き換え回数を減らし、大幅に通信量が減り電力を削減出来ている。

(クリックすると拡大します)
P7310302.jpg

 

 

ディスプレイの薄型化

薄型化については正直なところ、

大きな革新的な技術はもっていないとのことだ。

ただし、話を聞く限りではディスプレイにとっても

限界ぎりぎりまで無駄を削り軽量化を成功させている。 

ディスプレイは普通に見るだけでは1枚の板切にみえるが、

Z4 tabletには何と下の画像にあるよう、

何枚ものシート層を積み重ねてようやく液晶となっている。 

(クリックすると拡大します)
P7310303.jpg

この1枚1枚を薄くすることで全体的に液晶を薄くしたという。

そのシート部材の1枚1枚の薄さについては、

0.0何ミリと薄くさせることを達成させることで重さにして29gの軽量化に成功させた。

因みに下の表にある大事な値はマスキングされている。

(クリックすると拡大します)
P7310304.jpg

 

 

水濡れにも強くなったディスプレイ 

そして、Z4のスマホのアンバサダーに参加した時も

ディスプレイ担当者がうたっていたことがある。

それは、濡れても操作可能なディスプレイに進化した点だ。

この進化については、Z4 tabletでも同様に採用されている。 


(ディスプレイにミストをかけて、レスポンスを試そうとしている場面)
P7310306.jpg 

P7310305.jpg

過去のZシリーズをお風呂場で使ったことがあるユーザーであれば、

経験したことがあるかもしれませんが、

以前の機種ではディスプレイに水滴が付いていたり

湿度の高いお風呂場で利用した場合において、

誤動作することが多々あったと思いますが、

Z4のスマホ、Z4 tabletではそのようなことが大幅に起きにくくなった。

特に寒くなってきた季節のお風呂場で

スマホ・タブレットを利用すると、かなり画面が曇ることから、

お風呂場でタブレットタイムを楽しむ人には威力を発揮するデバイスになるはずだ。 

 

水濡れディスプレイでも反応のし易さを実現する為に、

コントロールする制御のICとセンサー、

ファームウェアを新規で作りなおしたという。

これにはかなり力を入れて頑張ったようだ。 

ディスプレイ担当者に市販の保護シートを貼った場合どうなるか尋ねたところ、

シートを張った程度では、反応しずらくなることは無いということだ。 

 

水濡れのディスプレイに強くなったことに加えて

タッチパネルの応答処理速度も向上している。

Z2 tablet比33%向上させ、某タブレットよりもレスポンスが早くなっている。 

下のグラフがその比較グラフとなる。 

(クリックすると拡大します)
P7310308.jpg

どのメーカーのタブレットが良いか購入に迷っている方で、 

お風呂場などの水場で、タブレットを使うのであれば防水機能は大前提。

そしてディスプレイをタップした時に誤操作しにくいZ4 tabletを選べば

絶対後々後悔はしないはず!

 

次回はXPERIA Z4 tabletと一体化出来るBKB50のキーボードについて

書いていきます。 




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